教育支援員の備忘録

生徒主体の学校づくり

創造的模倣

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「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。(草枕
夏目漱石)」

 

生徒会の生徒たちが目安箱の意義について話し合っている。「規則をゆるくして欲しいという要望ばかりで、生徒主体の学校づくりにつながっていない。他にも生徒の声を集める企画を出すべきでは?」だが、提案書は「100点」でなければならない。まだ海のものとも山のものともつかぬ状態では、仮説思考は生まれない。むしろ、中途半端なことをするくらいなら何もしないほうが良いという空気になってしまう。

 

  1. 総合戦略企業(生徒会)が新たなサービスを開発
  2. 顧客(生徒たち)に提案し、製品に対して理解を深める
  3. 二番手戦略の企業(個々の生徒)が、細かなニーズに応える製品を開発
  4. 規模は小さいが、総力戦略のプロセスには欠かせない独占市場を獲得してゆく
  5. シェアが急速に変化し、イノベーションが減速
  6. 二番手戦略企業(個々の生徒)が市場のトップに躍り出る。
  7. 総合戦略企業(生徒会)が二番手戦略を使い、新たな参入を試みる。

 

ドラッカー理論で考えれば、イノベーションとは受け継いだ知識(成功例)を参考に利用しやすい形態への変換を行うことである。だが、前例踏襲の受け身の姿勢では単なる情報の共有化に留まる。答えがわからないならばひたすら質問を繰り返し、5W1Hで仮説を組み立てよう。課題や問題点、何に気づいていないのかを明確にすることが大切である。

 

人によって見えているものは異なる。自分と同じモチベーションを強要しても相手はついてこない。変化は継続的であり、新たなイノベーションを起こす変化を導く「チェンジ・リーダー」となり、先行きを見通せる情報を与えてくれる仲間、窓を開けて新鮮な空気を入れてくれる仲間を探しに行こう。