教育支援員の備忘録

生徒主体の学校づくり

国旗と国歌

 

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陸上自衛隊公式H.P. 特別儀仗隊

国際化の進展に伴い、国際社会において信頼される日本人となるためには、我が国及び諸外国の国旗・国歌に対する正しい認識を持ち、それらを尊重する態度を持つことが重要である。

 

国旗及び国歌は、いずれの国においても国家の象徴として大切に扱われているものであり、国家にとってなくてはならないものである。また、国民のアイデンティティーの証として重要な役割を果たしている。

 

日本人の行動は、外部世界という特定の方向への対応という観点から形成されてきた。外部的要因は日本国内の諸勢力を弱める方向に働くが、それを希薄化できる柔軟性が日本人の特徴として定着した。

 

しかし、日本には国際的地位、内外的行動の一貫性、直接統制化を確保する物的資源がないという高度の脆弱性があり、これが主体的・客観的体制を欠く要因となっている。外部の環境に対する不安感は、強烈な劣等感と優越コンプレックスを生み出す。

 

敗戦の記憶や戦争への罪悪感に煩わされることのない、若い世代という新しいナショナリズムは、国家的目標を欠く政治的無関心から民族主義に陥る恐れがある。社会的目標なしに日本が国際社会で特別な役割を演じることは不可能である。

 

国際分業化、自由貿易地域の拡大といった複雑化・流動的な諸要因から対外的依存関係の多元化が求められる今、成長率の維持には独自の技術革新や技術集約的生産と拡張が必要である。アメリカ、中国との二国間関係は相対的に劣勢で不安定であり、国際関係の拡大と両立していない。現在の対外関係や国内的安定の崩壊を防ぐには、幅広いグローバルな協力体制を築いていく必要がある。

 

我が国の国旗である「日章旗」と国歌である「君が代」は、いずれも長い歴史を有しており慣習法として定着していたものであるが、平成11813日に「国旗及び国歌に関する法律」の公布によって成文法に明確に規定された。

 

我が国は国際社会の平和と繁栄のために力を尽くしてきたところであり、国外における様々な式典や儀式、行事などにおいて、我が国の国旗及び国歌は国の象徴として広く認められ、世界の人々から十分な理解と支持を受けている。

 

これらのことを踏まえ、国旗及び国歌の意義や儀式的行事にふさわしい態度や行動を理解することは、国際社会で必要とされる基本的マナーである。